令和2年度 全日本高等学校書道教育研究会 第2回全国役員会代替措置としての本部役員会を開催しました(報告)
開催日時 令和2年9月19日(土)
本部役員会議 9時50分から16時10分
場 所 川崎市立川崎総合科学高等学校
議事司会 小室 信男(理事長)」
1会長挨拶【荒井会長】
・令和2年度第2回全国幹事会・全国役員会の9月下旬開催は感染拡大防止の点から困難であり、準備会議を8月下旬に開催したうえで、代替案として本日本部役員会を開催することとした。
・本日の本部役員会では、本来全国役員会での承認手続きが必要となる事項の確認を進め、事後に常任理事と都道府県理事に郵送し承認手続きを進めていく。今後の書面報告・表決を進めていくための各種文書作成と役員への郵送作業についても協力いただきたい。
2 令和元年度事業報告【山下事務局長・國定事務局会計】
(1) 令和元年度事業報告
(2) 令和元年度決算(監査承認済み)報告
3 令和2年度事業計画【小室理事長】
・令和2年度福島大会総会の代替案について
福島大会開催中止により2020年度全国大会時の総会は実施できないが、総会に代わる代替案の検討を図り、本年度総会未実施の状態は回避したい。
・総会代替案の具体案について
全日本高等学校書道教育研究会会則第三章会議第十一条から第十八条の代替運用として以下の日程で文書報告、議決回答・書面表決を進め、令和2年度総会の議決としたい。
なお、令和2年度要望書、令和2年度調査部全国調査結果は下記の本部事務局会議を経て作成送付を進めていく。
【日程及び手順】
10月初旬 9月開催の本部役員会報告内容を常任理事・理事・幹事の全国役員の先生方に送付し、書面での質問及び承認の賛否を受け付ける。
10月下旬 承認を受けた議案は「令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会議案資料(案)」として再度作成し、あらためて常任理事・理事・幹事の先生方に、「令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会代替資料(全国役員会案)」
として送付する。
11月下旬 書面での質問及び承認の賛否の受付の後、議案の最終確定を行う。
この最終手続きをもって各種報告事項、提案事項を「令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会議事(確定)」とし、再度常任理事・理事・幹事の全国役員の先生方に送付する。
12月中旬 11月下旬までに都道府県理事に送付した「令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会議事資料」は都道府県理事より各会員に報告をいただきたい。都道府県内での質疑は理事の先生集約とし本部事務局で対応を図り、12月初旬までに以上の手続き経た各種報告事項、提案事項を各都道府県理事の総意を受けた「全国総会承認事項」としたい。
(2)総会代替案の運用における総会代替案の周知について
総会代替案の運用手順及び経過報告、総会議案の最終承認内容等はホームページにその経緯と文書データをその都度公開する。
(3)総会代替案に関わる審議・実務作業のための本部事務局会議の開催について(予定)
以下の会議における各専門部報告は、事前のメールなどによる報告をもとに協議する。
10月19日(土)10:00-16:00 川崎市立川崎総合科学高等学校(予定)
庶務部:令和2年度要望書起案作業
事務局:令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会代替開催(全国役員会案)」
の作成、送付作業。
福島大会研究集録校正作業
全日本書写書道研究会神奈川大会連携について
2021愛媛大会第3次案内の検討
愛媛県・岐阜県への全国研究大会開催依頼の県教委訪問について(案)
出版部:会報発行計画検討 他
11月7日(土)10:00-16:00 埼玉県立越谷南高等学校(予定)
事務局:2021年〜2026年の全国研究大会準備計画と開催地区について
2022岐阜大会第1次案内の検討
福島大会研究集録第2校(第3校は11月下旬、校了後12月初旬発行予定)
「令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会代替開催」各種文書修正
調査部:令和2年度調査部全国調査集計校正作業
庶務部:令和2年度要望書の協議
研究部:令和2年度教科・科目等の内容についての調査及び研究報告の進捗状況
出版部:令和3年3月会報発行計画の概要案検討
渉外部:令和2年度全国協賛などの外部団体との連携報告の課題について
事業部:令和2年度後期協賛事業報告、令和3年度協賛事業計画等について
11月28日(土)10:00-16:00 川崎市立川崎総合科学高等学校(予定)
事務局:2021愛媛大会「大会運営要項案」(2021年2月全国幹事会提案)の検討
2020福島大会研究集録送付計画案について
2022岐阜大会授業研究・分科会内容の概要について
2023茨城大会開催概要案について
2021年度全日本高等学校書道教育研究会事業計画細案について
全日本高等学校芸術教育研究会(芸術四科)2021年2022年運営について
2021愛媛大会総会における功労者表彰についての検討
「令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会代替開催」確定文書作成・送付
調査部:令和2年度調査部全国調査集計校了・発行(全国役員への送付)
庶務部:令和2年度要望書・発行(全国役員への送付)
研究部:令和2年度教科・科目等の内容についての調査及び研究報告の進捗報告
出版部:令和3年3月会報発行日程、執筆担当、原稿依頼について
渉外部:令和3年度全国協賛などの外部団体との連携方針等について
事業部:令和3年度協賛事業計画等について
12月12日(土)10:00-16:00 川崎市立川崎総合科学高等学校(予定)
事務局:令和2年度全日本高等学校書道教育研究会総会代替議決内容の最終確認
11月28日(土)の各専門部の検討内容・報告事項の再確認
2021年2月13日開催、愛媛大会打ち合わせ会議、全国幹事会の議案の準備
福島大会研究集録送付作業計画等
4 令和2年度会報発行計画(案)について 【小室理事長 高橋副理事長】
2020年3月 発行済 主記事:岡山大会報告とし予定通り発行した。
2020年9月 当初予定 主記事:福島大会案内開催中止に伴い発行延期とした。
2021年3月 当初予定 主記事:福島大会報告とし以下の記事掲載を検討している。今後出版部と発行計画の協議を行なっていきたい。
(発行記事予定)
会長挨拶・福島大会研究集録発行報告
授業研究発表先生・分科会発表先生報告
全日本高等学校書道教育研究会総会(代替)経緯報告
事業報告・事業案
各専門部報告
愛媛大会第3次案内
岐阜大会第1次案内
5 令和3年2月開催の全国大会総括会議・幹事会の開催計画案について【山下事務局長】
日時 令和3年2月13日(土)
会場 川崎市立川崎総合科学高等学校
9:30 本部事務局会議
11:00 総括会議
福島大会運営委員会報告(福島大会研究集録発行について)
愛媛大会への運営要項の引き継ぎ
愛媛大会運営要項原案の協議
岐阜大会・茨城大会準備会議
13:30 幹事会
総括会議報告
今後の全国研究大会報告
各専門部報告
令和2年度後期事務局会議報告
令和2年度事業報告・会計報告
令和3年度事業案・予算案の審議
要望書提出状況の報告
令和3年度役員組織等の幹事会承認を必要とする事項の報告・審議
6 令和2年度 役員組織について 【小室理事長 高橋副理事長】
役員編成方針について
原則、前年度役員編成を維持し組織活動を持続したい。この期間に2021年度以降の全国研究大会開催に向けての開催地との連携を維持し、2021年度の新役員体制の人選と審議を検討したい。
9月19日(土)の本部役員会では、令和2年度以降の欠員などの確認、次世代への引き継ぎと育成を視野にした今後の組織運営の在り方の協議を行った。
本日の協議方針にそって、今後本部役員の委任・任命を進め、11月中旬までに組織編成を整えたい。また各専門部の職務では業務引継ぎの観点から、各都道府県からの推薦・派遣の協力依頼をお願いする場合もあり、役員編成ではご協力をお願いしたい。
令和2年度都道府県理事・事務局・会計名簿について
令和2年度都道府県理事・事務局・会計名簿については、2020年7月下旬までに都道府県理事・事務局より報告のあった名簿を元に発行を行った。空欄部分は今後の都道府県報告を受け記載していく。
7 全日本高等学校書道教育研究会全国大会計画について【山下事務局長 小室理事長】
第46回2021 愛媛 (中国・四国ブロック)
令和3年10月20日(水)21日(木)
主会場:愛媛県民文化会館
第47回2022 岐阜 (東海ブロック)
令和4年11月17日(木)18日(金)
主会場:岐阜県立岐阜総合学園高等学校
第48回2023 茨城 (関東ブロック)
令和5年11月9日(木)10日(金)(案)
主会場:未定
第49回2024 (未定)(近畿ブロック)
第50回2025 (未定)(北信越ブロック)
第51回2026 (未定)(東北・北海道ブロック)
(ここまでが岡山大会総会での承認事項)
(以下継続協議事項案)
第52回2027 (未定)(九州・沖縄ブロック)
第53回2028 (未定)(中国・四国ブロック)
第54回2029 (未定)(関東ブロック)
第55回2030 (未定)(東海ブロック)
(継続協議の理由と留意事項 岡山大会総会での報告・承認事項)
1 55回大会(今後10年)のローテーションを見通し安定した全国大会運営を図る。
2 開催地確保に検討時間を確保する。
3 全高総祭、全書研など他の大会との兼ね合いでも変更可、柔軟に対応する。
4 ただし、今後夏季休業中の全国大会開催などの運営のあり方も検討する。
5 他の芸術教科音楽・美術の開催内容を参考に、研究大会のあり方も検討する。
8 令和2年度要望書作成方針について【寺岡庶務部長】
2019年度岡山大会要望書と2020年度全日本高等学校芸術教育研究会(芸術四科)要望書を基本とし、文化庁主催の令和2年度伝統音楽指導者研修会及び芸術系教科等担当教員等研修会等での調査官解説内容を踏まえ起案する。起案した要望書草案は総会代替案の事務局会議の開催計画にそって詳細に協議検討を図り、11月の完成を目指したい。
9 令和2年度教育課程調査について【吉木調査部長】
各都道府県からの調査回答の状況報告ののち、今後の全国調査内容の集計作業の方針・作業計画の報告があった。全国調査結果は総会代替案の本部事務局会議の計画にそって校正し、確定版は印刷の上、11月下旬に各都道府県に送付する。
10 全書研神奈川大会について【荒井会長・小室理事長】
今後の本部事務局会議において連携の具体など意見交換を進めて行く。
全日本書写書道教育研究会第61回全国大会神奈川大会
日程 令和3年2月19日(金)20(土)
会場 横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校(授業公開)
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下3-5-10
鎌倉女子大学大船キャンパス(大会・レセプションパーテイー)
〒247-8512 神奈川県鎌倉市大船6-1-3
大会長:長野秀章 運営委員長:青山浩之 大会事務局長:杉山勇人
11 全日本高等学校芸術教育研究会(芸術四科研究協議)運営について【山下事務局長 小室理事長】
役割分担により2021年度・2022年度の2年間は全日本高等学校書道教育研究会が運営する。
今後の本部事務局会議で、会則の確認、要望書、会議開催計画、事務作業、予算案を検討する。
12 副会長挨拶【新井副会長】
・高等学校における芸術教育は決して追い風ではなく、引き続き高等学校における書道教育に関する授業研究や研修がのぞまれる。
・現在のコロナ感染症( コロナ禍)では、高等学校教育における芸術教科のあり方や書道教育について、「そもそもこれで良いのだろうか」といった芸術教育の原点に還る問いも求められる。
・全国の高等学校の書道教育のより一層の定着に向け、全日本高等学校書道教育研究会の組織がしっかりとまとまり、研究主題に力を合わせて取り組み続けていくことが必要である。