第45回福島大会  

2020.11.12- 13    全日本高等学校書道教育研究会  第45回全国研究大会福島大会

 
第45回全日本高等学校書道教育研究会福島大会第1次案内
 
 
 
 
令和2年11月12日(木)13日(金)開催予定の第45回全日本高等学校書道教育研究会福島大会は開催を中止し、研究集録のみの発行とします。  
 
 
・福島大会で開催予定であった令和2年度総会を中止します。 
・令和2年度総会代替案は、新型コロナウイルス感染症収束宣言の後を目安としてに本部事務局会議、本部役員会を招集開催し協議し、会則に則った組織運営・事業運営が進むよう令和2年度総会代替案の具体案を検討します。 
・福島大会研究集録の発行計画・購入計画は決定次第、会報とホームページで告知広報いたします。 ・
・福島大会以降の2021年度愛媛大会、2020年度岐阜大会は予定通り実施いたします。 
 
 
 

4月16日発出
 
「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」発令に伴う令和2年度の諸行事について
 
 新型コロナウイルス感染症拡大により、全国の高等学校では2020年2月末からの休校措置が、また4月7日には特措法第32条に基づく「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」が発令され、その対象区域となる高等学校では新年度より継続して新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業措置が講じられております。  
 
 これを受け、対象区域では外出の自粛要請と行動指針の徹底、施設の使用停止及び催物の開催の停止要請、臨時の医療施設における高度先端医療の提供などの取り組みが進んでおります。  
 
 しかし、国内での感染者数増加は歯止めがかからず、感染症拡大警戒地域では今後の事態悪化と医療提供体制崩壊を防ぐための行動変容の徹底がより強く求められようになってきました。 
 また、全国的にも感染者数の増加傾向が続いていることから、急速な感染拡大の局面にある地域では県単位での緊急事態宣言が発令されるなど、全国的に社会・経済活動のより強い自粛要請に加え、生活圏での感染蔓延を防ぎ個人個人での強い自覚と判断による行動変容の徹底・継続・推進が求められています。  
 
 全日本高等学校書道教育研究会会員の各高等学校においては、2020年2月末からの全国一斉休校措置による教科学習の時間確保ができない状況が続き、加えて4月7日に発令された「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」対象地域や感染拡大が進む地域では、2020年度の高等学校授業再開が5月連休明けからとするなどの学校再開・授業再開の運用措置の方針などの公表が続いております、今後感染が拡大すれば学校再開はさらに延長される可能性があります。 
 
 このように感染拡大傾向にある地域での休業措置等の延長にともない、一部の高等学校ではオンライン授業への転換が図られておりますが、全国の多くの高等学校では令和2年度の年間学習指導計画や学事計画に多大な影響が生じ、生徒の学校での学習活動の再開の見通しが立たない状況が感染症収束まで続いていくものと考えられます。  
 
 このような状況を受け、全日本高等学校書道教育研究会事務局では4月2日に緊急役員会を、4月11日には緊急の本部事務局会議を招集開催し、令和2年度の事業計画の検討と11月12日・13日開催予定の第45回全日本高等学校書道教育研究会福島大会の開催方針、福島大会開催関連となる令和2年度総会、令和2年度第1回全国役員会等の開催について次のような措置を取ることといたしました。 
 
 
 
 

    

令和2度の全日本高等学校書道教育研究会事業計画について 

 

令和元年(2019年)第44回全日本高等学校書道教育研究会岡山大会総会及び令和2年2月9日全国幹事会で承認を得た令和2年度事業計画を次のように変更いたします。
(会則 第三章 第14条 に準ずる緊急役員会の招集による事業計画の運用変更)   
 
・5月16日(土)開催予定の第1回全国役員会・幹事会を中止します。 
・第1回全国役員会・幹事会の中止に伴い、各都道府県理事・事務局からの調査部調査(実態調査)提出を6月初旬とします。
・各都道府県の組織単位役員名簿提出、会費・会員会費の納付につきましては、別途都道府県理事宛に連絡いたします。 
 
 
 
 
 
 
福島大会テーマ
「豊かな心と生きる力を育む書道教育」
〜 文化の力がふるさとの未来を創る 〜
 
近年、教育現場を取り巻く環境は、様々な部分で変化しており、教員・生徒ともにこの変化への対応に迫られております。
押し寄せる情報化の波、価値観の多様さの中で、生徒にはグローバルな視点から、異文化への理解が求められています。
それに伴い、自国の文化に対する視点・認識の必要性も増しています。折しも、2020年は東京オリンピックの年にあたります。我が国の伝統文化を見つめなおす機会であり、世界に発信する機会でもあります。
さて、平成23年3月の東日本大震災および原発事故により、福島の状況は一変しました。
あれから8年、ふるさと再生を目指して、現在も復興への長い道のりを歩んでいます。
震災後の心のケアが叫ばれるなか、高校生の書を観て、生きる勇気をもらったとの声を耳にしました。うれしさとともに、改めて芸術活動が、生徒のみならず、地域の人々の心の復興に一助にもなっていることを実感一場面でした。以後も、書活動の発表をすることで高校生の元気を届け、復興の一つの姿としてきました。
 今後生徒には、書道が日本の伝統文化であることと、その一翼を担っていることの自覚や、書道を生涯にわたり愛好することを伝え、書が日常の潤滑油となるべく、書道教育を進めて行きたいと思っています。このことが、故郷の再生と福島の復興につながることを願ってやみません。
全国の先生方におかれましては、震災復興の真っ只中である福島へ来県いただき、きて、見て、空気を感じていただければと思っております。ご参加をお待ちしております。
 
 

【会期】
  令和2年11月12日(木)・13日(金)
【会場】 
  とうほう・みんなの文化センター
  福島県福島市春日町5-54           電話 024-534-9191
【併催展】 
  福島県高等学校総合文化祭書道展
 
【大会参加費】 
  6,500円を予定
 
【教育懇談会】 
  11月12日(木)18時30分〜20時30分
     Coeur a Coeur Liente(クーラ クーリ アンテ)
     福島県福島市上町4-30     電話 0120-233-809
     会費 7,000円(予定)
【大会講師】 
  文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 豊口和士先生
【情報交換会】 
  11月12日(木)15時45分〜17時
 
 
【大会日程(予定)】

第1日 11月12日(木)会場:とうほう・みんなの文化センター
    9:30             受付
  10:00〜11:00 総会
  11:10〜12:00 開会式
  12:00〜13:00 昼食
  13:10〜15:30 授業研究・研究協議
  15:45〜17:00 情報交換会
  18:30〜20:30 教育懇談会

第2日11月13日(金)会場:とうほう・みんなの文化センター
    8:30             受付
    9:00〜11:00 分科会(研究発表)・研究協議
  11:10〜12:00 全体会・閉会式
  12:00〜13:00 昼食
  13:10〜15:30 記念企画検討中
  併催展 福島県高等学校総合文化祭書道展
 

授業研究・研究協議

A 研究テーマ 漢字の書 古典に基づく効果的な表現を刻字に生かす方法
   書道Ⅱ 刻字〜表札の制作をイメージして〜
   福島県立福島西高等学校 鹿山 俊
 
B 研究テーマ 漢字仮名交じりの書 現代に生きる表現の構想を工夫のための授業実践
   書道Ⅰ ふるさとから未来へ 短歌と写真で思いを伝える
   福島県立相馬東高等学校 柴山奈津美
 

分科会
研究 発表
A 研究テーマ 
 書の伝統と地域文化の継承と発展を目指す表現活動
  ○「(発表内容は決定次第掲載いたします)」
    香川県立多度津高等学校 岡 直樹 
  ○「会津の文化を受け継ぐ漢字仮名交じりの書の実践  
   什 (じゅう)の掟 理想の自分になるために」
    福島県会津学鳳高等学校 上田 彩
B 研究テーマ
 生徒の感受性を高め、表現力を培う書道教育の実践
  ○「感性を磨く授業実践」(仮)
    山形県立山形北高等学校 柴田百合
  ○「作者との交流を通じて深める漢字仮名交じりの書の学習」〜イメージマップを活用した作品制作  
    帝京安積高等学校    小菅絵里
 
 
【お問い合わせ先】
第45回全日本高等学校書道教育研究会 福島大会

運営委員長  
福島県立郡山東高等学校  菊地 良尚
〒963-8832      福島県郡山市山根町13番45号
tel 024-932-0898     fax 024-932-1404
E-mail kikuchiyosinao@fcs.ed.jp

事務局長
福島県立白河高等学校   佐藤 真紀
〒961-0851      福島県白河市南登リ町54番地
tel 0248-24-1116      fax 0248-24-2778
E-mail sato.maki@fcs.ed.jp
 
 
 

 
2020年福島大会のご案内

2020年 第45回福島大会 
 

会 期 2020年11月12日(木)13日(金)
主会場 とうほう・みんなの文化センター
    福島県福島市春日町5-54     TEL 024-534-9191
 
 

 
 

 
 
 

 
【全国研究大会開催地一覧】
 
 
 回   開催地    西暦     和暦      学習指導要領
           1970年(昭和45年)     告示
 創立回 結成・東京大会 1974年(昭和48年度)  スタート  
 第1回 東京大会  1975年(昭和49年度)
 第2回 東京大会  1976年(昭和50年度)
 第3回 大阪大会  1977年(昭和51年度)
 第4回 東京大会  1978年(昭和52年度)
 第5回 未実施                    告示
 第5回 埼玉大会  1979年(昭和54年度)
 第6回 兵庫大会  1980年(昭和55年度)
 第7回 神奈川大会 1981年(昭和56年度)
 第8回 福岡大会  1982年(昭和57年度)    スタート
 第9回 徳島大会  1983年(昭和58年度)
第10回 静岡大会  1984年(昭和59年度) 
第11回 千葉大会  1985年(昭和60年度)
第12回 奈良大会  1986年(昭和61年度)
第13回 栃木大会  1987年(昭和62年度)
第14回 広島大会  1988年(昭和63年度)
第15回 大阪大会  1989年(平成 元年度)    旧告示
第16回 新潟大会  1990年(平成 2年度)
第17回 滋賀大会  1991年(平成 3年度)
第18回 熊本大会  1992年(平成 4年度)
第19回 愛知大会  1993年(平成 5年度)
第20回 神奈川大会 1994年(平成 6年度)    旧スタート
臨時   東京大会  1995年(平成 7年度)
第21回 兵庫大会  1996年(平成 8年度)
第22回 茨城大会  1997年(平成 9年度)
第23回 岩手大会  1998年(平成10年度)
第24回 奈良大会  1999年(平成11年度)    新告示
第25回 長野大会  2000年(平成12年度)
第26回 三重大会  2001年(平成13年度)
第27回 栃木大会  2002年(平成14年度)
第28回 福岡大会  2003年(平成15年度)    新施行
第29回 京都大会  2004年(平成16年度)
第30回 広島大会  2005年(平成17年度)
第31回 大阪大会  2006年(平成18年度)
第32回 千葉大会  2007年(平成19年度)
第33回 鹿児島大会 2008年(平成20年度)
第34回 埼玉大会  2009年(平成21年度)
第35回 兵庫大会  2010年(平成22年度)
第36回 新潟大会  2011年(平成23年度)
第37回 東京大会  2012年(平成24年度)    一部先行実施
第38回 静岡大会  2013年(平成25年度)    実施
第39回 長野大会  2014年(平成26年度)
第40回 山形大会  2015年(平成27年度)
第41回 北海道大会 2016年(平成28年度)
第42回 熊本大会  2017年(平成29年度)
第43回 宮崎大会  2018年(平成30年度)
第44回 岡山大会  2019年(令和元年度)
第45回 福島大会  2020年 開催予定
第46回 愛媛大会  2021年 開催予定